会長挨拶

公益社団法人 石川県理学療法士会会長 北谷 正浩

公益社団法人 石川県理学療法士会会長 北谷 正浩

 令和3年5月の定期総会におきまして、新役員の中から第11代目の石川県理学療法士会の代表理事として会長に就任いたしました北谷正浩と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。当士会は、5月現在、1,147名の会員が、県民の医療・保健・福祉の増進や理学療法の啓発普及を目的として県内の多くの医療機関や介護施設及び教育機関などで従事しており、会員の平均年齢も30歳代前半と若者の多い組織です。

 今年度は、士会設立初の役員候補者選挙によって、15名の役員が選ばれ、新たに初となる女性副会長の指名もさせていただきました。新体制では、14年ぶりの組織改編も同時に行われ従来の社会局と職能局を統合し、社会事業局としました。また、日常生活圏域での士会活動の活性化や職域間ネットワークなどの構築を進めるため新たに地区活性局が新設されました。

 社会事業局は、従来の職能局が担当していた公益事業である市町の介護予防事業への支援と社会局が担当していた理学療法の啓発普及活動などを一体的に展開できるようにしました。これは、一昨年から県内の2町で開始したシルバーリハビリ体操3級指導士養成事業も2021年からは、高齢者の保健事業と介護予防事業との一体化事業と連携し、新たに2市から委託を受託することになっており、一体的に活動することで士会活動がスピーディーに実施でき市町への関与も今まで以上に積極的に展開できるようになっています。

 また、新設された地区活性局は、従来の組織体制の中で行われていたいくつかの部局の縦割りの事業を県内の3つのブロックに分け、活動が柔軟に横展開できるようにするものです。特に、協会が推進している管理者ネットワークや職域間ネットワークは、施設だけでなく会員間の連携推進し学術活動も含め各地域での活動の活性化を図れると期待しています。

 我々、理学療法士を取り巻く環境は、新たな取り組みとなる臨床実習制度や協会本部が推進する生涯学習制度の変更など時代ともに理学療法士としての在り方も変革を求められています。

 昨年からの新型コロナウィルス感染症の拡大により、県民の生活のみならず我々の士会活動も大きく変化し、従来の対面での活動では感染拡大防止を図りながら活動することが必要となり、新たにICTを活用したオンラインでの研修など学術活動においても様変わりしました。これからの私たち士会員の活動は、新しい生活様式に沿いながら、従来の考え方や対応ではなくDX(デジタルトランスフォーメーション)による、新たな取り組みにチャレンジしてまいります。

 最後に、会員の皆様には、学術活動のみならず理学療法の啓発普及などの活動において、理学療法士会会員であることが必要であると実感していただきながら、県民の皆様の健康と福祉の向上に寄与する士会活動に積極的にご参加・ご協力の程お願い申し上げます。